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育休は夫婦で同時に取得できるし、給付金も二人とももらえる。ネットを調べていると「取れる」といってるサイトと「取れない」といっているサイトが混在してるが。私が調べた時は「取れないと」書かれたサイトばかり出てきて結局取得が遅れてしまった。
最終的には、無事夫婦で育児休業を取得して給付金ももらっている。今回はそこまでの経緯と、育児休業の仕組み、そんなお話。
私の妻は体があまり丈夫ではないこと、またしっかり仕事を休んでみたいという思いから、わたしは子供が生まれたら育児休業をとってやる!と思っていが、妻いわく
妻「男性も取れるけど、夫婦のうち一人しか取れないはずだよ」
なんと、そうなのか?!しかし、それもそうかなぁーと思える。ネットで調べてみても
「法律の文の解釈から、夫婦のうち片方しか取得できないということになります」
と書かれている。そうなのか、やっぱり一人かー、仕方ないあきらめるか。とそんな情報を信じてしまった。
しかし、産後体調の悪かった妻はさらに体調を崩してしまった。orz....
妻は実家に戻ったけれど、こんな状態で育児は無理だ。何とかならないものかと介護・育児休業法の冊子をしらべることに。すると「主に育児にかかわるものが病気や怪我で育児が困難な場合、夫婦のもう一方は子が1歳6ヶ月になるまで育児休業を取得できる」と書かれている。
1歳までしか取得できない育児休業。しかし一方が育児困難ならもう一方は1歳6ヶ月まで休めるというわけだ。
6ヶ月の延長期に休めるなら、1歳前の今でも休めるんじゃないか?と思いつき、会社が契約している社会保険労務士に相談してみることに。
社会保険労務士に確認したら「子が1歳になるまでは、妻も夫も取れますよ」と。
あまりにもあっさりした回答に、この人は同時に取りたいということを認識していないのかな?と思い
私「夫婦で同時に取得したいということですができるんですか?」
と念を押したのですが
社労士「はい、夫婦で同時でも問題ありません」
さらに念を押す、
私「妻が病気だから取れるということですか?」
社労士「いえ。病気などにかかわらず、夫婦で同時に取得できます。」
とこれまたあっさり回答。社会保険労務士さんも念のためハローワークに確認したが同時取得に問題はありませんと言う返答だったということ。くそー、夫婦でだまされてた(`Д´)
育児休業が取得できるとわかってからは休みに向けて、仕事の引継ぎ・片付けを急ピッチでこなし、子供が9ヶ月になったときやっとで育休に。9ヶ月、損してしまった、まったく。
給付金も夫婦でそれぞれしっかりともらってる。給付金は給与の1/3。二人の給与が似たような額なので、労働者1人の月給の2/3ほどもらっていることになる。これは助かる。例えば、1人の月給が27万の場合で考えると、それぞれ1/3なので9万円ずつ。1ヶ月18万円もらえることに・・大きい。
また、保育園の保育料も結果的に安くなる。詳しくは「減税と育休で保育料を安く引き下げよう」にて。
法律では「1歳に満たない子を養育する男女労働者は育児休業を取得できる」と書かれている。これでは片方なのか男女同時に取れるのかわからない。
これは書き直したほうがいいのでは?事業主に配慮して、同時取得できることを隠しているのではと勘ぐってしまう。厚生労働省の冊子もあえて隠しているようで疑わしいつくりをしているし(冊子については育休の夫婦同時取得は隠されている?にて)。後々調べてみるとこう書かれている理由があった。
詳しくは育児休業の夫婦同時取得ができない場合に記載。
とにかく、遅くはなったが夫婦同時に育児休暇が取得できた。これで育児本格開始だ。