広告

うちの娘は食物アレルギー。とくに強いのが卵のアレルギー。
初めてアレルギーの血液検査を行ったときは反応なし。食物アレルギー無しとの診断。
その後、アレルギー症状が出て再度検査をしたら、でるわでるわ。すごい反応。何で??
今回はそんなアレルギー検査ってどうなんだろう・・・というお話。
生後数ヶ月のころ、娘を外に散歩に連れて行った後、蕁麻疹(じんましん)が出た。娘はご機嫌うるわしかったが、検査のため病院へ。
結局、蕁麻疹の原因は不明。ただし血液検査の結果から、「食物アレルギーの反応は無いので普通の食事をさせていいですよ」ということに。
それから数ヶ月。1歳を間近になったころ、出たよ、食物アレルギー。。orz
昼食で初めて卵を食べたら、食事中から不機嫌に。食後の昼寝も寝つきが悪く、今日は機嫌悪いなーなんて思っていたら、首から下が真っ赤
体も背中も蕁麻疹だらけ。ヒーo(T□T)o
その後はあっという間に顔にも広がっていった。
もう急いで病院へ((( ;゜Д゜)))
いつもの小児科へ行くと、すぐに総合病院へ行くことに。総合病院への受入れの手続きをしてもらい、急いで移動。
ついたら即入院決定。。。(_ _)
診察の結果、大事に至ることは無いということだったので一安心。ただ経過を観察しなければならないので3日ほど入院。
さて、そこで再度アレルギーの血液検査を行った。
すると出るわ出るわ、検査した項目のほぼ全てでアレルギー反応が・・・あれ・_・)ン?
アレルギー検査で陽性(クラス2以上のアレルギー反応)が出たのは
卵の反応が特に高いのはわかる。しかし米、小麦、牛乳はなぜ?・_・)ン?
医師いわく「食べていて大丈夫なら、米・小麦・牛乳は大丈夫ですよ」
私「はて??」。医師に聞くと
医師「食物アレルギーは消化能力にも左右される。消化機能が発達するとアレルギーが出ない場合がある。」
医師「また、血液検査でアレルギー反応が見られても、実際にはアレルギー反応が出ない場合がある。」
ということ。1番目の消化能力の話はわかる。アレルギーはタンパク質に反応するんわけだから、タンパク質がうまく分解されればアレルギー症状を起こさなくなるケースもあるだろう。これは血液検査で知ることはできない情報だ。
でも2番目、実際には出ない場合があるっていうのはどういうこと?このあたりアレルギーはまだ完全には解明されていない病気なので、よくわからないようだ。
で、1回目の検査でアレルギー無しだったのに、今度はバンバン出てきたわけだがこのことについては、
医師「アレルギーの有無は変わる場合があり、今まで大丈夫だったものが突然だめになることはある。とくに小さい子供はまだ免疫の発達が未熟なので変化しやすい。」
ということ。たしかにね。アレルギーの一種である花粉症だって突然始まるからね。うちの祖父は70歳を超えてからいきなり花粉症を発症した。
ましてや発達過程にある子供では、免疫の仕組みだって成長・変化の途中。反応の有無が変わるのも仕方ないよね・・(・ω・)。
で、まとめますと
えっと・・・じゃあどうやればアレルギーがあるかどうかがわかるの・_・)ン?
医師「実際に食べてみないとわかりません。検査する場合、治療・入院の準備を整えた上で院内で実際に食べさせて反応を見ます」
食べるまでわからないのか・・・(´Д`。)
いや、医者が悪いわけではないよ。反応の有無は医師がどうこうできるものじゃないし、
言っていることも正論だ。しかし、「じゃあ血液検査の意味って・・」って思うのは当然だろう(・ω・)。
”食べさせるのは危険だからね。血液をとるだけなら危険はない。”そんなこともわかるけど・・(・ω・)
子供にアレルギーがあるかどうか、心配だから事前に血液検査をしておくという人を雑誌で見かけた。
兄弟・家族でアレルギーの人がいるのなら調べるのも仕方ない。
でもそうでないなら事前に調べないほうが良いと思う。
我が家の場合、もし米・小麦・牛乳がだめという検査結果が食べさせる前に出ていたら、どうなっていたか。
米も小麦もだめとなると、主食としてはもちろん醤油やほとんどのベビーフードもあげられない(小麦が入っている)。ミルクもアレルギー対応の高価なものになっていた。(しかもアレルギー対応のミルクを一回あげてみたけどこれが飲まないんだ・・)
子供の食事管理は大変なことになっていただろう。本当は食べられるのに・・・。それって無駄な労力でしょ?┐(´ー`)┌
事前に検査すると無駄に育児が大変になる可能性があるので、やめたほうがいいなと思う。
それくらいなら、初めてのものを食べさせるときはすぐに病院に行けるようにお出かけセットを用意しておくほうが楽だ┐(´ー`)┌。
アレルギーが出てから調べる、外れてるかもしれない検査ってなんだよってなるが、検査と考えるから釈然としない。
そこで考え方を変えた(・◇・)ノ。
「アレルギーの血液検査は体の天気予報」
名言だ。またもやこのサイトで名言が誕生した(・∀・)ノ。
ぜひ家庭の医学に掲載してもらいたい(>◇<)。
天気予報だって外れる。例えば降水確率50%て、雨が降る確立と振らない確立が半々。それって雨が降るかどうかわからないといっているのと変わらない。その時になるまで雨が降るかは定かじゃない。
アレルギー検査も、食べるとアレルギーが出る可能性がありますよと言っているだけで、食べてみるまでわからない。
2歳を機に再度血液検査。卵はクラス4の反応。天気予報で言えば降水確率90%かな?卵はまだ食べさせられないね。
サバでクラス1の反応。1は偽陽性といって疑いあり程度なので食べさせても良いかもしれないが、サバはねー。食卓にサバがなくても困らないでしょ?なのでサバも食べさせない。
米・小麦・牛乳の反応はどうだったか?食べてて大丈夫だったから2歳のときは調べてない。大丈夫なものを調べるのは無駄でしょ?陽性反応でたらなんか悩んじゃうし。娘は1歳半ごろに牛乳を飲んでからと言うもの牛乳大好き。牛乳見つけるともうとまらない。
娘「ぎゅーにゅーぎゅーにゅー(・◇・)ノ」
牛乳を飲んでる姿はたまらなくかわいくて、天気予報が外れていて本当に良かった(´∇`)。